ゼロバランス理論
3.全ての生命体はゼロを基点にしている
毒をもっている植物や動物、結構いますよね。
代表的なものがキノコとフグ、そして毒ヘビやハチもそうですね。
生命体に必要なビタミンや酵素も、この毒と同じ物質、つまりたんぱく系で構成されています。
同じものでも方向がまったく違い、逆に相手を分解する役割をもっているもの、中和させることもできるのです。
また、適量では害の無いものでも、摂りすぎてしまうとそれは毒と同じです。
何らかの形で処理をしなければなりませんね。
物質は常に安定しようとしますが、ゼロの位置が物によって全く違うんです。
何故ならば、必要に応じて使う量が決まり、予備の量をゼロバランスに誘導し保つようにしているからなのです。
私たち人間では、よく免疫力とか自然治癒力と言っていますが、すべての生命体はこの2つを持っています。
しかもどこかでコントロールされているような動きをするのです。
人間や動物には脳があり、コントロールのシステムが理解できますが、植物の脳はどこにあるのでしょうか。
一つ共通しているものに“水”があります。
この水の存在がゼロバランスの法則に大きく関与していることは間違いなさそうです。
安定させるための情報を管理している物質の命令により、毒も酵素も作られるのです。
そして、季節や光も読み取り、生きるための法則のすべてを管理している水こそが、ゼロバランスでなければならないはずなんです。
すべての生命体はゼロを基点にすることにより、無限大の情報を安定させることができるのです。